自動車保険の補償内容の選び方——対人・対物・車両保険の必要性をケース別に解説
対人賠償・対物賠償・車両保険・人身傷害補償など自動車保険の補償項目の意味と、不要な補償を省いて保険料を安くする選び方を解説します。
自動車保険の補償項目を理解する
自動車保険の保険料を決める最大の要因は「補償内容の選択」です。不要な補償を外したり、必要な補償を適切な金額で設定したりすることで、同等の安心を保ちながら年間数万円の節約につながることがあります。
絶対に外してはいけない補償
対人賠償保険(無制限推奨)
相手を死亡・後遺障害にさせてしまった場合の賠償保険です。死亡事故では数千万〜数億円の賠償になることがあり、必ず「無制限」で加入してください。上限を設けることによる保険料の節約は数百円程度で、リスクとのバランスが合いません。
対物賠償保険(無制限推奨)
相手の車・建物・財物を壊した場合の賠償保険です。高級車への衝突や店舗・ガードレールへの損害は想定外の高額になりえます。こちらも無制限設定が基本です。
状況によって判断する補償
車両保険——新車・若い車齢なら必要、古い車は不要なことも
- 加入が向いている:新車・ローン中の車・高価な車。事故や自然災害での損害額が大きくなりうる
- 加入を見直せる:車齢7年以上・車両価値が50万円以下の車。保険料に対して得られる補償が割に合わないケースが増える
車両保険は保険料全体の30〜50%を占めることが多く、外すと大幅に保険料が下がります。
人身傷害補償——ほぼ必須
自分や同乗者がケガをした場合の補償です。過失割合に関係なく実損額が支払われるため、搭乗者傷害保険より実用性が高いです。3,000万円程度の設定が一般的です。
弁護士費用特約——コスパが高く加入推奨
年間保険料への上乗せは1,500〜3,000円程度と安価な一方、もらい事故など自分に過失がない事故では必ず役立ちます。弁護士費用は1事件あたり100〜300万円カバーされる商品が多く、費用対効果が非常に高い特約です。
省いても問題が少ない特約の例
- ロードサービス:JAFに加入している場合は不要なことが多い
- レンタカー特約:代替交通手段が確保できる環境なら不要
- 地震・噴火・津波特約:車両保険の基本補償に含まれないが、必要性は居住地・使用環境によって異なる
まとめ
対人・対物の無制限設定は絶対に変えず、車両保険・特約の見直しで保険料を最適化するのが基本戦略です。上の診断ツールで現在の保険料との比較を行い、一括見積もりで複数社の補償内容と保険料を比べてみましょう。
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