事故を起こすと自動車保険はどうなる?等級の仕組みと保険料値上がりを最小化する方法
交通事故後の保険料値上がりの仕組みを解説。等級ダウンの計算方法、事故有係数適用期間、保険を使うべきか自腹で払うべきかの判断基準を紹介します。
自動車保険の「等級制度」とは
自動車保険の保険料は「等級」によって決まります。等級は1〜20等級まであり、数字が大きいほど割引率が高く、保険料が安くなります。無事故であれば毎年1等級ずつ上がり、事故で保険を使うと等級が下がります。
事故で保険を使うと何等級下がる?
- 1回の「3等級ダウン事故」(物損・人身事故):等級が3つ下がる
- 「1等級ダウン事故」(車両保険のみ・自然災害など):等級が1つ下がる
- 例:14等級で3等級ダウン事故 → 翌年11等級になる
「事故有係数」で保険料は2重に上がる
等級ダウンに加えて、「事故有係数」が3年間適用されます。同じ等級でも「事故なし」と「事故あり(係数適用中)」では保険料が大きく異なります。
- 例:13等級の「事故なし」→割引率約52% vs 13等級の「事故あり」→割引率約20%
- 事故1回で保険料が2〜3倍になるケースもある
保険を使うべきか、自腹で払うべきか
修理費が少額の場合は、保険を使わず自腹で支払った方が総支払額を抑えられることがあります。
- 保険を使った場合の追加負担:3年間の保険料増加分を合算して試算する
- 目安:修理費が10〜20万円以下なら自腹検討の価値あり(等級・保険料次第)
- 上のシミュレーターで現在の等級と保険料から「使う/使わない」の損益分岐点を計算できます
等級を回復するまでの期間
- 3等級ダウン後、事故有係数が消えるのは3年後
- さらに元の等級に戻るには追加で3年(合計6年程度)かかる
- 無事故を継続することが保険料を安く保つ最善策
まとめ
事故後の保険料値上がりは等級ダウン+事故有係数のダブルパンチになります。小さな修理は自腹検討、大きな損害は迷わず保険を使う——上のシミュレーターで判断基準を確認してから意思決定しましょう。
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